世代を超えた恩送り

皆さんこんにちは!

ステップ代表の中野 聖二郎です!

 

実はずっと部長でやってくれていたTさんがついに退職することになり、昨日最終出勤日でした。

本人からは続けていきたいという想いがすごくある、これからのステップの進化していく過程を見届けたいとずっと言ってくれていましたが、本人の仕事以外での事情もあり、次世代にその想いを託し、勤続37年という長いステップ人生のゴールテープを切りました。

 

 

社員から別れを惜しまれるTさん。

 

 

 

 

37年間。本当に楽しかったと。定年を超えてさらに10年。

こんなに働けて本当に幸せだったと言ってくれました。

本当にそう思ってるか、形だけの挨拶なのかは目を見ればわかる。

ステップという会社があることで自分の人生がより豊かになり、彩を増した。

それについて本気で感謝してくれているのだな、と。僕の目には映りました。

 

 

前経営者である現相談役とのステップ社員としての最後のあいさつ。

「本当にお世話になりました。」

37年分の重み。

 

部長というポジションでほとんど1から30人を超える組織にしていく過程の中で苦しいことや辛いこと、理不尽なこともあったでしょう。

それでも最後に「本当に幸せなことしかなかった」と一点の曇りもなく言えるって完全に勝ちじゃないですか。

 

 

小学生の頃の僕が好きだったゲームに「ロマンシング サ・ガ2」というゲームがあった。

当時スクエアという会社が出していたゲームで、簡単に言うと世界を破滅から救う為にアバロンという国の皇帝となり戦っていくゲームです。

「皇帝継承」という独自のゲームシステムがあり、皇帝が亡くなる前にそれを行うことでその皇帝が培ったスキルなどを次の皇帝に引継ぐことが出来、「皇帝継承」を重ねれば重ねるほど強くなっていくというシステムで、それにより世代が変わるごとに国が成長し、強大な敵に立ち向かえるようになっていく。

 

突き詰めると人の人生というものは次の世代に何を残せたか?という点に集約されていくのかもしれない。

それはきっと色々なものがあるだろう。

自分も来月で36歳。後40年したら76歳。

その40年で何が残せるか。

その為にも一日一日を精いっぱい生きようと思う。

 

Tさんの想いや残してくれたモノは僕が引き継ぎ、さらに発展させていく覚悟です。

 

 

 

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