ガラスケース・ショーケース製作におけるガラスコーキングについて

ガラスケースのコーキング作業

こんにちは!株式会社ステップの大阪センターの店装部新人の高良です!
弊社では展示会やイベントで使用される宝飾ケース、ガラスケース、ショーケースのレンタルや
製作・販売も行っております。

株式会社ステップ店装部従業員

この記事では、ガラス同士のコーキングについての解説しています!
動画でも解説していますので是非ご参考してください。

オーダーショーケース

ガラスケース・ショーケース製作でのコーキングについて

【目次】

●ショーケースにおいてのコーキングの役割

・ガラスとガラス・フレームの接触を防ぎ柔軟性(割れ難さ)を作る

・ショーケースのガラス角・仕上げを綺麗に魅せる

 

●コーキングで使用する道具

・コーキングガン

・コーキング材

・マスキングテープ

・コーキング用へら

・ふき取り紙(新聞紙でも可)

・養生テープ

 

●コーキングの種類

・黒(コーキング材)

・白(コーキング材)

・透明(コーキング材)

 

●ガラス同士のコーキング手順

①ガラス同士の固定

②マスキングテープを貼る

③コーキングを塗っていく

④へらで余分な部分を除去する

⑤テープをめくる

⑥固まるまで安定した場所に置いておく

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●ショーケースにおいてのコーキングの役割(メリット)

・ガラスとガラス・フレームの接触を防ぎ柔軟性(割れ難さ)を作る

ガラスとフレームをコーキング接着している 画像
【ガラスとフレームをコーキング接着している 画像】
・コーキングを使用する事によりガラスとフレームの衝撃を減らしガラスの割れ軽減します。

・ショーケースのガラス角・仕上げを綺麗に魅せる

ハイケースのガラス突合せコーキング 画像
コーキング前後

●コーキングで使用する道具

コーキングに道具する道具一覧 画像

【コーキングに道具する道具一覧】

・コーキングガン

・コーキング材

・マスキングテープ

・コーキング用へら

・ふき取り紙(新聞紙でも可)

・養生テープ

●コーキングの種類

コーキング材の一覧

・黒(コーキング材)

・クロムメッキケースの縁周りに使用しガラスとフレームの境界線が引き締まったように見えます。

・白(コーキング材)

・クリアと言いますが見た目は硬化後も白っぽく見えます。(万能的な色なのでいろんな箇所に使用してます)

・透明(コーキング材)

・ハイクリヤーは主にガラス突合せで使用してます。

・硬化後も完全透明なのでガラスの色がはっきり見え綺麗です。

・コーキングの硬化時間は気温、湿度などで変わりますが1日から3日掛かります。

●ガラス同士のコーキング手順

①ガラスを固定

①ガラス同士の固定(今回は養生テープ)

・今回はガラスとショーケースのフレームの固定の為、ショーケースの内側からテープを貼って固定します。

①ガラスとフレームの固定(今回は養生テープ)

 

②マスキングテープを貼る

  • マスキングテープを貼る前に、表面の汚れやホコリ、油分を拭き取っておきます。表面が汚れていると、テープがしっかりと密着せず、浮いたりずれたりする原因になります。
  • まっすぐにテープを貼るためには、テープをゆっくり引っ張りながら、片方の手で軽く押さえると安定します。あまり力を入れて引っ張りすぎると、テープが伸びてしまい、曲がる原因になるので注意。
  • 長い距離を貼る場合は、少しずつ貼り進め、定期的に手で押さえながら進むとズレを防げます。
  • カーブや角をきれいに貼るためには、短い区間ごとに貼り進めます。特に曲がり角や曲面に貼る際は、テープを少しずつ押さえながら、自然なカーブに沿わせるようにしていきます。
  • マスキングテープの端が浮いていると、塗装や作業中に塗料が染み込んでしまうことがあります。貼り終わった後、特に端をしっかり押さえて密着させる事が大切です。
  • 塗装や作業が完了したら、塗料が乾く前にマスキングテープを剥がすと、きれいなエッジができます。乾いてから剥がすと、塗料が割れたり、テープの端に塗料が引っかかって剥がれにくくなることがあります。
  • 剥がす際は、45度の角度でゆっくり引っ張ると、塗料が剥がれたり、表面にダメージが出るのを防ぎます。急いで引っ張らず、慎重に剥がすようにしましょう。

これらのポイントを押さえて、マスキングテープをしっかりと貼ることで、作業の仕上がりがより美しくなります。

マスキングテープをショーケースに貼り終わった画像

 

③コーキングを打つ

③コーキングを打つ

  • 一定のスピードで打つ: コーキングガンのトリガーを握り、一定の速度でスムーズにコーキングを打ちます。あまり速く動かすとコーキングが途切れたり、逆に遅いと量が多く出すぎてしまうので、均一なスピードで打つのがコツです。
  • 隙間を埋める: コーキング材を隙間にしっかりと充填できるように、ノズルを隙間に押し込む感じで打ち進めます。特に、コーナーや接合部などはコーキング材をしっかりと入れるように意識します。

④へらで余分な部分を除去する

④へらで余分な部分を除去する

・ヘラを滑らせながら、一方向に一定の圧力、角度に注意します。

・シリコンが乾き始めると整えにくくなるため、施工後すぐに仕上げ作業を行うことが重要です




⑤マスキングテープをめくる

⑤マスキングテープをめくる

  • コーキングが乾く前にマスキングテープを剥がすと、きれいなエッジができます。乾いてから剥がすと、塗料が割れたり、テープの端に塗料が引っかかって剥がれにくくなることがあります。
  • 剥がす際は、45度の角度でゆっくり引っ張ると、塗料が剥がれたり、表面にダメージが出るのを防ぎます。急いで引っ張らず、慎重に剥がすようにします。

これらのポイントを押さえて、マスキングテープをしっかりと貼ることで、作業の仕上がりがより美しくなります。

⑥固まるまで安定した場所に置いておく

改めまして転送部新人の高良と申します。

入社して9カ月が経ち先輩方々の御指導の下楽しくさせてもらってます( ^^)

またブログやインスタグラムなので発信していきますので見て頂けれると嬉しいです。

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